ユーフォルビア(オベサ)の採種方法 |
<2007/7/29撮影> ユーフォルビアは自家受粉しないはずです。 また、雌雄別株なので、雄木と雌木を用意する必要があります。 写真がオベサ(メス)です。先端が3つに分かれています。 |
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<2007/7/29撮影> こちらはオス。花粉が見えます。 オベサは春〜秋にかけて断続的に咲くので、交配の機会は多いと思います。 |
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<2007/7/29撮影> 私はオシベとメシベを直接すり合わせるように交配しています。 花粉の量は少ないですが、メシベに粘着性があり、意外と簡単に成功します。 |
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<2007/8/8撮影> 交配から約10日後です。 写真のように実が膨らめば成功です。 1つの実には種が3つしか入っていません。 写真のは4×3で12個です。 サボテンのように、一度に多くの種を取る事ができません。 もうしばらくすると、種が熟して殻がパチンと音を立てて弾け飛びます。 本当に数メートル先まで飛んで見つからなくなるので、殻が茶色くなってきたら取ってしまいます。 または、網などをかけて飛ばないようにします。 ユーフォルビアは別種でも簡単に受粉するようです。 オベサ、バリダ、笹蟹などでも交配すれば種が取れます。 見た目が大きく異なる花キリン等でも掛かるのかは不明です。 |