花籠

花籠A
<2006.03.25撮影>

アズテキウム 花籠
(Aztekium ritteri)

3.5cm
石ころのようなサボテンです。
整った形と肌に刻まれる溝がとても美しいです。
小型の割に、生長の遅いサボテンの中でも1,2を争うほど生長が遅いとか。
その為、大量には出回らず値段もやや高めです。古い輸入の群生株は数万円します。これは国内実生と思いますが、この大きさになるまでにも年月が掛かっているでしょう。
意外に水を好むようで、現地では苔の生えるような場所に植わっていると聞きました。


花籠Aの花
<2006.05.30撮影>

開花しました。
美しい花ですが、サボテンの花という感じがしません。
山野草の花のような儚げな印象を受けます。

午前中に開花し、1,2日間しか持ちません。交配はなかなか難しそうです。


花籠B
<2006.03.25撮影>

3cm
こちらは入手した時点で根がほとんどありませんでした。
写真を撮った頃はまだ、肌色も悪いです。
その後、肌の色も緑が強くなり、花も咲いたので、ちゃんと根付いたのだと思います。
こちらも花を咲かせましたが、開花が合わず交配できていません。


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